VINXニューリテール・コラム
《数万店舗を支える》統合ヘルプデスクサービスのご紹介
流通小売業のお客様にさまざまなソリューションをご提供してきた私たちヴィンクスですが、小売業の「お客様のニーズにお応えすることで誕生したサービス」が数多くあります。今回のコラムではそうしたサービスのひとつである『統合ヘルプデスクサービス』についてご紹介します。
IT化が進むとさまざまなベンダー/メーカーのシステムやPC、ネットワーク機器などを導入することになります。そうしたなかで生じてくるのが、問い合わせ先が複数になり、運用が煩雑化するという課題です。
例えば、POSに何かトラブルが生じた際に、その原因の特定や対応を行うためにはそのPOSシステムのベンダーだけでなく、PCのメーカーなどにも問い合わせをしなくてはならないケースが多々あります。
こうしたマルチベンダー体制の運用負荷を軽減したいというお客様のご要望に応えて生まれたのが、「統合ヘルプデスクサービス」です。
統合ヘルプデスクサービスとは、マルチベンダー体制の問い合わせ窓口を一本化するサービスです。複数のベンダー/メーカーのシステムや機器を導入していても、すべての問い合わせをヴィンクスが運営するヘルプデスクが対応します。
ご要望に応じてシステムの監視や運用をIT部門に代わって行ったり、店舗機器の保守対応を代行したりする運用オプションもご提供していますので、お客様の運用負荷を大幅に低減できます。
また、統合ヘルプデスクにはお問い合わせに関する情報が蓄積されていきます。この情報をヴィンクスのノウハウを活用して分析し、運用の改善策をご提案しています。
継続的に改善活動を行うことで、さまざまな業務が効率化されます。統合ヘルプデスクサービス導入によって多岐にわたる業務コストを継続的に削減できますので、長期的な視点でもコスト面でメリットを創出していくことができます。
ヴィンクスでは現在、以下のようなヘルプデスクサービスを運用しています。
私たちヴィンクスは、4万以上の店舗にヘルプデスクサービスをご提供させていただいておりますが、こうした豊富な運用実績から得たノウハウを活かすことで、お客様の改善活動を手厚くご支援しています。
例えば、統合ヘルプデスクサービスを導入いただいている小売業のお客様とは、下記のように改善活動を推進しています。
● 年度ごとに改善テーマを定め、改善プロジェクトとして推進
例えば、ある年度では改善テーマを「POSシステムに関する問い合わせの抑制・削減」とし、問い合わせ内容の分析から課題を抽出し、改善提案を行いました。
● 効果が出ている取り組みは継続し、新たに目標を設定して改善を推進
一度改善を行った業務に関しても、総合ヘルプデスクに新たに蓄積される情報をもとに継続的に改善策をご提案しています。
今回のコラムでは、お客様のご要望に応じて誕生した統合ヘルプデスクサービスの内容や導入メリットについてご紹介しました。
小売業大手のお客様が求める高いレベルのご要望に応え続けてきたことで、ヴィンクスの統合ヘルプデスクサービスは小売業のお客様を手厚くサポートできるサービスへと発展してきました。現在もAI技術を活用した音声認識によって、問い合わせ内容をテキスト化&要約し活用する取り組みなども進めており、今後もヴィンクスの統合ヘルプデスクサービスは進化し続けてまいります。ご興味をお持ちいただけるようでしたら、営業担当までお問い合わせいただければ幸いです。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
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