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【“売れない時代”に打ち勝つ!】基幹システムによる“売る力”の高め方

現在は「物が売れない時代」と言われています。そのような時代に「売る力」を高めるには、基幹システム(販売管理システム)を活用し、消費者が求める商品を求められるタイミングで提供していく必要があります。今回のコラムでは、流通小売業の「売る力」を支える基幹システムについて解説していきます。
流通小売業の基幹システムに求められるもの
物が売れにくい時代になったのにはさまざまな要因が考えられます。長引く景気低迷や物価高、商品の長寿命化などから、魅力的な商品を開発してもなかなか消費者に届きにくいのです。
このような時代において、流通小売業では多くの課題を抱えています。課題が多様化しているため、その対応に苦慮している企業も多いのではないでしょうか。
多くの課題を乗り越えて“売る力”を高めるために、大きな支えとなるのが基幹システムです。利用者(店舗スタッフ)や消費者のニーズに応えられる基幹システムを導入することで、“売れる仕組み”を構築できるのです。
システム導入によってDX化を推進可能に
上でご紹介したニーズに応える基幹システムを導入することが、“売る力”を高めるベースとなります。しかし、競合店との品揃えなどでの差別化が難しい現代においては、一歩進んだ消費者ニーズへの対応が必要になっていると私たちは考えています。
例えば、基幹システムの導入によってDX化を進めることで、昨今の消費者が求めている以下のようなニーズにも応える環境を構築できます。
お客様の求める商品が多様化しているなかで、流通小売業の店舗・オンラインストアでは幅広い商品を少量ずつ揃えるようになってきました。そのため、在庫管理が煩雑化してきており、在庫を適正化するために大きな労力が要します。
そうしたなかで、例えばヴィンクスが提供している基幹システム「MDware」などでは、AIを活用した在庫管理が可能です。在庫を仕入れるべきタイミングやセールを開始すべきタイミングがAIによって示されるようになり、スタッフによる在庫管理や販売戦略の立案を大幅に効率化できます。
顧客管理システムなどとの連携も重要に
昨今ではポイント制度などを活用し、顧客管理に力を入れる企業が増えています。お客様の購入傾向の分析や、SNSによるプロモーションの効果測定などを実施したいと考えているのです。
こうした顧客管理を推進するには、基幹システムと顧客管理システムを連携させる必要があります。そのため、昨今の基幹システムには、他のシステムとのシームレスな連携が求められるようになってきています。
ヴィンクスでは流通小売業の業務やDX化をサポートする幅広いシステムを揃え、それらと基幹システムとの連携にも柔軟に対応しています。お客様それぞれの固有のニーズに沿ったシステムの導入・連携を行えることがヴィンクスの大きな強みと言えます。
おわりに
長年にわたって流通小売業のお客様をご支援してきたヴィンクスでは、基幹システムによる業務改革やDX化をサポートしています。業務の効率化だけでなく、データ活用やコストの適正化などを含めたさまざまな側面からお客様の変革を支え、“売る力”の向上に貢献します。
また、基幹システムは導入後の運用も大切です。ヴィンクスでは導入後のスタッフへの操作方法の教育なども手厚くフォローしています。新たな基幹システムの導入や入れ替えをご検討する際には、お気軽にヴィンクスにご相談ください。
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