【海外進出成功事例】日本の強みを活かした海外店舗進出 | 毛利 将 | VINXニューリテール・コラム | 株式会社ヴィンクス| 流通小売業向けシステム

VINXニューリテール・コラム - 毛利 将

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【海外進出成功事例】日本の強みを活かした海外店舗進出

【海外進出成功事例】日本の強みを活かした海外店舗進出

はじめに

今、少子高齢化の影響で国内市場が縮小傾向にある近年では、海外市場へ進出する企業が小売業でも増えています。今回の記事では、ヴィンクスが行っている海外展開のサポートについてご紹介します。

元動画:「海外展開 注目のアジア市場 その店舗展開を成功させるために」の動画を見る

 

小売業の海外現地法人の売上が10兆円規模に


積極的に海外進出を進める企業の増加により、流通小売業の海外現地法人の売上高は増加しています。コロナ禍の影響がありながら、2020年度の海外現地法人の売上高は約10兆円となっており、今後も小売業の海外展開は活性化していくと考えられます。

その一方で、海外進出において「現地にIT部門がない」「日本にいるIT部門の手が海外まで回らない」などの悩みを小売業のお客様からよくお聞きします。海外展開を進めるうえでは、IT関連の課題が生じることが多いのです。

そうしたお客様に対してヴィンクスではIT導入などを支援しており、海外における事業展開をサポートしています。ヴィンクスが現地のIT部門の役割を果たし、ITを活用した経営課題の解決をご支援します。

例えば、マレーシアに進出したブックオフコーポレーション様も、ヴィンクスがサポートを行っているお客様です。

 

マレーシアで10店舗を展開するブックオフコーポレーション


日本最大のリユースチェーンであるブックオフコーポレーション様も、海外進出を進めている企業のひとつです。「Jalan Jalan Japan(ジャランジャランジャパン)」という名称のリユース店舗をマレーシアで展開しています。2016年に1号店を出店し、2022年には10店舗目をオープンしました。

この「Jalan Jalan Japan」では、日本国内の「BOOKOFF」で販売しきれなかった商品を販売しています。

かつては、「BOOKOFF」で販売できずに廃棄やリサイクルとなる商品が年間4万トンにものぼっており、そうした経営課題の解決のための戦略がマレーシアへの進出でした。国内で販売できなかったとはいえ、高品質な商品ばかりであるため、海外で需要があると見込んだのです。
 


高品質で多彩な商品を揃え、手頃な価格で提供するビジネスモデルはマレーシアで熱烈に歓迎されました。8〜9割の商品が1ヶ月以内に購入されるため在庫回転率が高く、商品の入れ替わりサイクルが早いことで新たなリピーターを創出するという好循環が生まれています。

 

「Jalan Jalan Japan」のITシステム導入をヴィンクスがサポート


「Jalan Jalan Japan」のITシステムの導入を、ヴィンクスの現地法人がサポートしています。商品マスタや売上管理システムの最適化、バックオフィス向けワークフローシステムの導入など、店舗拡大のフェーズに併せて柔軟に業務運営を支援しています。

こうしたサポートを評価いただき、「Jalan Jalan Japan」の新店舗がオープンする際の懇親会では、ヴィンクスの現地法人のメンバーもスピーチするのが恒例となっています。
 




おわりに

このように、ヴィンクスはお客様の海外展開をITで支援しています。
海外進出で課題を抱えているお客様は、ぜひお気軽にヴィンクスにご相談ください。

 



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毛利 将 Masashi Mori

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