AfterコロナのAIカメラ活用術 | 田中 健治 | VINXニューリテール・コラム | 株式会社ヴィンクス| 流通小売業向けシステム

VINXニューリテール・コラム - 田中 健治

VINXニューリテール・コラム

AfterコロナのAIカメラ活用術

AfterコロナのAIカメラ活用術

はじめに

2022年3月の日経メッセ「リテールテックJAPAN 2022 Online」で動画展示致しました「AfterコロナのAIカメラ活用術~検温から顔認証による労務管理まで~」についてご紹介致します。

 

新型コロナ後の職場環境の変化と課題

新型コロナウィルスの世界的な感染拡大以降、職場環境の課題はこれまでと一変しました。
コロナ禍の中では在宅リモート環境の整備が最大の課題となっていましたが、これからはコロナ後のオフィス環境の変化と課題に対応する事が最大の課題となっていきます。

貴社は「企業として検温による体調管理、マスク着用、社員の出勤状況等の把握」はできていますでしょうか。“従業員一人ひとりによる対応に任せている”のであれば、それがこれからの「コロナ後の課題」となります。
体調管理を従業員任せにしておくと、いつの間にかまた感染が広がってしまうかもしれません。企業内で新型コロナの集団感染(クラスター)が発生すると、事業活動そのものや、お客様との信用問題、採用活動等への悪影響となります。
アフターコロナの体調管理を従業員任せにすることは、事業に対するリスクをコントロールしないのと同じ意味となるのです。
 

 

新型コロナ後のリスクコントロール

リスクコントロールは「客観的に把握すること」が最も重要です。

非接触で検温と顔認証を行う「AIサーマルカメラ」と管理ソフトウェア「VI-THERMAL」を活用すれば、客観的に従業員の入退室・健康状態を把握することが可能となり、リスクに応じた対策を立てることができます。

 


AIサーマルカメラ


VI-THERMAL管理ソフトウェア画面

出退勤管理への応用事例

では、「AIサーマルカメラ」と管理ソフトウェア「VI-THERMAL」を活用した従業員のオフィスへの入退出管理を出勤から退勤までの流れで見てみましょう。

【オフィス出勤時】
(これまで)
  ①従業員が各自自宅で検温、出社可否を判断 =リスクコントロール無し
  ②出勤・退勤を従業員自身が打刻

(AIの活用後)
  ①AIサーマルカメラが従業一人ひとりを識別・自動的に検温
  ②VI-THERMALが従業員毎の出社時刻・体温を記録
   異常値があれば管理者に自動通知
  ※勤怠システムと連携しておけば、出社時刻を自動打刻することも可能

 


AIサーマルカメラによる顔認識と自動検温

従業員をAI顔認識で識別しますので、なりすまし入室やセキュリティカードの紛失といった2次的なセキュリティリスクも管理することが可能となります。

【オフィス退勤時】
オフィスの退出側にもAIサーマルカメラを設置しておけば、入退出時にも従業員の体調管理が可能となり、勤怠システムと連携しておけば、退勤自動打刻により管理が難しいサービス残業などのコンプライアンスリスクの実態把握や抑止にも役立ちます。
客観的な入退出記録が行えますので、煩わしい労務管理の省力化やエビデンス管理に貢献します。


 

高度なセキュリティリスクへの対応

高度なセキュリティ管理が必要なエリアへの入退室管理にも「AIサーマルカメラ」と管理ソフトウェア「VI-THERMAL」は役立ちます。
AIサーマルカメラとセキュリティエリアの電子ロックを連動させると、顔認証を用いた非接触での入室が可能です。もちろん、入退室の履歴や画像エビデンスが「VI-THERMAL」で保管されますので、トレーサビリティの維持にも効果的です。
 


AIサーマルカメラによる入室認証

 

まとめ

このように「AIサーマルカメラ」と管理ソフトウェア「VI-THERMAL」をご導入いただくことで、貴社のリスクコントロールやコンプライアンス維持をより効率的に実現することができます。

人の意識や経験・ルールに依存しない『オフィス・従業員管理のDX化』、ご検討いただけますようお願い致します。
 


AI体温検知ソリューション 「VI-Thermal」のページを見る
運用管理ソリューション製品一覧へ
「AfterコロナのAIカメラ活用術~検温から顔認証による労務管理まで~」の動画を見る

この記事へのお問合せ

田中 健治 Kenji Tanaka

アウトソーシング事業本部
次世代プロダクト部

詳しくはこちら