VINXニューリテール・コラム
【コード決済が増加中!】キャッシュレスセルフレジの導入が、小売店のトレンドに?
このコラムでは、現在のキャッシュレス決済の動向と、ヴィンクスの対応事例から見るトレンドをご紹介します。コード決済、キャッシュレスセルフレジの導入に関して、ご興味がある方はぜひご覧ください。
このコラムをご覧のみなさまは、コード決済をご利用されているでしょうか。昨今の日本国内において、コード決済は決済手段のひとつとして定着したと言っても差し支えないと思います。
実際の利用状況を確認してみましょう。
上のグラフは、コンビニエンスストアのキャッシュレス決済に関する調査をグラフ化したものです。近年増加傾向にあるキャッシュレス決済の割合は44%にまで達しており、なかでもコード決済の比率は電子マネー決済を上回り、キャッシュレス決済のなかで最も利用数の多い決済手段となっています。
また、経済産業省が行っている2022年のキャッシュレス決済比率の調査でも、コード決済の決済額は7.9兆円で、クレジットカード決済に続いて2番手であることが報告されています。
コード決済の普及については、さまざまな要因がありますが、クライアントシステム視点で見ると、コード決済は電子マネーよりもシステム導入のハードルが低いことが要因のひとつであると捉えています。
ヴィンクスにもコード決済の導入に関する多くのご相談が寄せられています。ヴィンクスでは、コード決済を導入するソリューションの選択肢として、SoftWareCATをご案内しております。
SoftWareCATは、CAT端末の機能をPOSレジ内のアプリケーションで実現した製品で、クレジットカード、電子マネーに対応していました。コード決済の登場後は、いち早く対応決済種別のラインナップに追加しています。
特に、コード決済については、バーコードを読み込むことで決済処理を行う特性上、POSレジのスキャナが接続されていれば利用可能で、SoftWareCATと組み合わせることで、省スペース化を最大限に実現できます。
※SoftWareCATご利用の際は、別途決済ゲートウェイ会社とのご契約が必要となります。
SoftWareCATを使ったソリューションのうち、ヴィンクスの中でも対応事例が増えてきているのが、キャッシュレスセルフレジの導入です。
キャッシュレスセルフレジは、従来のフルセルフレジと比べて、自動釣銭釣札機が不要となるため、ハードウェアに対する投資コストを大きく抑えられるのがメリットです。
ヴィンクスの対応事例でも、投資対効果の兼ね合いで、キャッシュレスセルフレジの導入を選択されるお客様も増えてきており、設置後の利用率も期待値以上の成果を上げることが大半です。これらの事例と前述のキャッシュレス決済の普及および、コード決済の利用率の増加の実態も相まって、キャッシュレスセルフレジの導入はトレンドのひとつになっていると捉えています。
対応事例が増えてきているキャッシュレスセルフレジですが、導入にあたっては、無視できない課題があります。それは、万引き防止に対する課題です。万引きは、キャッシュレスセルフレジに限らず、セルフレジ全般にも関わる課題と言えます。
万引きの防止に対しては、店舗オペレーションとシステム対応の両面で検討する必要があります。
店舗オペレーション面では、店舗巡回やお客様へのお声がけが効果的です。
システム面では、他社ソリューションではありますが、監視カメラ、商品画像認識、来店客の行動分析、顔認証などがあります。
これらのソリューションの最適な組み合わせはお客様によって異なりますが、ヴィンクスでは店舗オペレーションとシステム対応の両面を見て、対応範囲をお客様とご相談しながらシステムを導入しております。また、システム面での新しいアプローチはヴィンクスでも取り組み検討を進めておりますので、ご紹介できる機会にご案内させていただきます。
ヴィンクスではコード決済の導入実績、キャッシュレスセルフレジの導入実績が多数ございます。お客様の状況に応じて適切なご提案をさせていただきますので、これらのシステム導入の検討をされている場合には、ぜひご相談ください。