NFCを使⽤したセルフチェックアウトWebサービス "epock" | 能登 一樹 | VINXニューリテール・コラム | 株式会社ヴィンクス| 流通小売業向けシステム

VINXニューリテール・コラム - 能登 一樹

VINXニューリテール・コラム

NFCを使⽤したセルフチェックアウトWebサービス "epock"

NFCを使⽤したセルフチェックアウトWebサービス "epock"

はじめに

こんにちは、株式会社ヴィンクスの能登です。

NFCを使⽤したセルフチェックアウトのWebサービス epockリテールテックJAPANオンライン2022で公開させていただきました。 今回はこちらのサービスについてのご紹介をさせていただこうと思います。

 

 

どういったサービスなのか

 


 

開発のプロジェクトネームをepockといいます。

従来のものとは違ったエポックメイキングなPOSを作りたいという想いを込めて、このネームとさせていただきまし
た。⼀⾔で⾔うと、NFCを使ったWebベースのセルフチェックアウトアプリケーションです。

お客様⾃らスマートフォンでスキャンしながら、レジに並ばず会計できるセルフチェックアウトのアプリケーションは、ネイティブアプリケーションで作成する事が⼀般的です。

今回はWebアプリケーションでありながら、ネイティブアプリケーションのように動作させる事ができるPWAという技術を使い構築しました。

また、従来NFCはネイティブアプリケーションでしか使う事ができませんでしたが、W3Cで定められたWebNFCを使う事で、WebアプリケーションでありながらNFCを使う事に成功しました。

 

従来のアプリケーション

epock

構築⽅法 ネイティブアプリケーション Webアプリケーション
商品登録⽅法 バーコードスキャン NFCタグをスキャン



なぜ作ろうと思ったのか

 


作ろうと思ったきっかけは、スマートフォンでバーコードをスキャンする事の難しさです。
スマートフォンのアプリでバーコードをスキャンしようとすると、周りの光の影響やカメラの性能などにより、上⼿くスキャンできない事があります。

これを回避するためにお店やベンダーで専⽤の端末を⽤意したり、お店のライティングを⼯夫したりしますが、どちらも⼿間がかかります。
しかしNFCでしたら読み取りが速く、バーコードスキャンよりストレス無く使えるのではないかという所が出発点でした。

 

実はただのセルフチェックアウトアプリではない

 


 

epockはただのセルフチェックアウトアプリではありません。

過去の購買情報と機械学習、商品マスターとSNSを駆使して、独⾃のリコメンドエンジンを開発しました。

このリコメンドエンジンにより、商品マスターの中から、SNSで現在流⾏っている商品を個⼈別にリコメンドできるようになりました。

 


 

さいごに

 


ここに書き切れていない機能もいろいろと搭載しております。

弊社東京オフィス11Fに、実際に触れていただける体験ブースもご用意しておりますので、ご興味いただけましたら、ぜひ実際に触れて体験してみてください。





「New Retail, New Epoch 〜もっと簡単に、もっと誰でも使えるPOS〜」の動画を見る
クラウド型POSシステム「ANY-CUBE®Neo」の製品ページを見る

この記事へのお問合せ

能登 一樹 Kazuki Noto

営業本部
プロダクト企画部
エンベデッドシステムスペシャリスト

詳しくはこちら